経済の話

【ぶっちゃけ意味がない】毎月1万円の積立投信では力不足な理由

2021年4月15日

こんにちは。かわ吉です。

積立は投資信託に限らず、昔からの王道です。でもある前提条件があってそれが『本気の積立』であるということです。

月1万円の投信積立の実力は??

基本的には、今の時点で大きなお金で一括投資できないときに、投資信託を毎月コツコツと積上げていくのが次の選択肢です。

出所:日興アセットマネジメント

月1万円を30年間続ければ696万円になります。ただこれは固定利回りのシュミレーションであり、積立投信の場合は絶対にこの通りになりません。仮に事後的な平均リターンが年8%だったとしても、1年目が12%で2年目が4%での平均8%かもしれず、固定利回りのシュミレーション通りにはならないです。

あくまでも皮算用と考えるのが賢明です。ネット証券などで小額から積立ができるのは、積立投資を始めるという観点で見ればメリットですが、自分の将来のために必ずしもなるかという観点ではそれは否です。

スタートは少額でも良いかもしれませんが、そこから金額を増やすなどして加速させる必要があります。本気で積立をしないと将来の自分のためにはならない可能性があります。

どこからが本気の積立??

では、毎月いくら積み立てれば本気の積立になるのでしょうか??

出所:日興アセットマネジメント

20年間積立を行い3,000万円を貯めるのにリターン8%で計算すると5.1万円です。50歳の人が退職までの10年間で1,000万円を貯めようとするとリターン4%で6.8%です。月1万円ではまったく足りないのです。

積立投信を始めたことに満足しがち

投資文化が浸透していない日本で積立投信を始めたこと自体は素晴らしいことです。でもそれに満足して、その積立金額で本当に十分かどうかを確認することはおろそかにしがちです。

何のために積立投資をしているのか、その目的のためにいくらの積立をすればよいのかをしっかり確認して積立投資をしましょう。目的と必要な金額を把握できたら、積立投資を続けるモチベーションになります。

何事も目的などのゴールが無ければ、途中に道に迷ってしまいます。しっかりゴールを見定めて積立投資をしましょう!!

まとめ

ネット証券などで比較的少額から積立投資ができるようになっています。それは、投資を始めるきっかけとしては意味がありますが、将来の自分のための積立投資としては力不足です。

ある程度まとまった資金を作るには、個人的な感覚としては月5万円程度の積立は必要だと思います。そしてそれを10年、20年と続けたときに『心からやって良かった』と感じることができるかもしれませんね。

是非『本気の積立』を始めてみませんか!?

『本気の積立』をするためには、積立の原資を捻出しなければいけません。いわゆる固定費の削減です。節約して心理的なストレスが小さいのは、保険と携帯料金の見直しです。携帯料金については、楽天モバイルがオススメです。データ1GBまでは無料で、他のキャリアにはない料金体系があります!!人によっては、1万円程度の節約ができる可能性があります。

ではまた

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