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【完全納得】アクティブ運用であるアライアンスバーンスタイン米国成長株投信の優位性とは??

2023年6月29日

こんにちは。かわ吉です。

アライアンスバーンスタインより、特別レポートが発行されました。

そのレポートの中で、面白い部分がありましたので、その内容とそれに対して私が感じたことを整理してみようと思います。

この記事が読者の資産運用の一助になれば幸いです。

ではいきましょう。

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アクティブ運用であるアライアンスバーンスタイン米国成長株投信優位性とは?

以下は、アライアンスバーンスタインの見解です。

近年、日本ではインデックス・ファンドへの資金流入が顕著だが、アクティブ運用であるアライアンスバーンスタイン米国成長株投信には、どのような優位性があるのでしょうか??

アクティブ・ファンドの優位性について、コロナショック以降から足もとまでの市場環境と照らし合わせて考えてみたいと思います。2020年のコロナショック以降、景気刺激策により市場に大量の流動性が供給されましたが、その結果、利益率が相対的に低い銘柄や負債の多い企業など、平常時では株価が上昇しにくい銘柄も物色の対象となりました。

また、デジタル・トランスフォーメーション(DX)が急速に進展したなか、その特需によって売上が急拡大する企業や、経済活動再開の恩恵で利益が大きく伸びる企業が現れるなど、企業ファンダメンタルズに大きな歪みが生じていました。こうした環境下で株式市場は一様に上昇したため、コロナショック以降2021年末にかけて、インデックス(S&P 500株価指数)は好調なリターンとなりました。

ただ、2022年以降、この歪んだトレンドが平常時の状態に回帰し始めており、2023年に入りその流れが加速していると私たちはみています。実際に、コロナショック後のDX特需に対応するために人員を確保したテクノロジー企業が、足もとリストラを行うなどの動きがみられます。また、この歪みが生んだインフレを解消するために、各国の中央銀行は2022年以降、金融政策を引き締めています。

インデックスには、このようなファンダメンタルズが歪んだ環境で株価が上昇してきた銘柄なども多く含まれています。企業ファンダメンタルズが正常に回帰しつつある今、こういった銘柄は株価が割高になっている可能性が高いと言えるでしょう。
このような市場環境下でインデックスに投資するということは、割高になった銘柄や利益成長率が低下していくような企業にも投資を行うということになり、望むようなリターンは見込めないかもしれません。一方、私たちのように企業のビジネスを徹底的に分析し、投資銘柄を厳選するアクティブ運用の優位性は高まると考えています。

S&P 500株価指数はあくまでインデックスですが、「回転率の低い500銘柄のアクティブ・ファンド」ということもできると考えています。2023年に入り、同指数は確かに上昇しています。ただし注意しなければならないのは、この上昇は構成銘柄のほんの一部であるFAAMG+N (メタ・プラットフォームズ、アップル、アマゾン、マイクロソフト、アルファベット、エヌビディア)によって引き起こされており、残り490以上の銘柄はパフォーマンスに寄与していないという点です。
したがって、足もとでS&P 500株価指数に投資するということは、非常に効率の悪いポートフォリオに投資することだと言えるでしょう。

また、インデックスは株価上昇によるウエイト調整などのリスク管理も行われません。一見、500銘柄に分散されたポートフォリオに投資するように見えて、足もとではFAAMG+Nが時価構成比の4分の1を占めるなど、一部の銘柄に集中したポートフォリオに投資を行うことでもあります。

いずれにせよ厳選投資は有効

ここからは私の見解になります。

結論として、今後もインカム狙いの投資家にとって最適なツールの1つであり続けると思います。

その理由は2つあります。

1つ目の理由は、どの相場局面でもあなたを煩わせないからです。

なぜなら今後の下落局面でも下落幅はインデックスファンドと比較して抑えることができると考えたからです。

アライアンスバーンスタインは卓越したビジネスモデルの企業に厳選投資します。なぜなら、そのような企業は持続的な利益成長が見込めて株価も上昇しやすいからです。

このファンドはこのコンセプトで15年以上も運用されています。15年経った今でも根強い人気を博しているのは、銘柄選定能力の高さがあったからだと思います。

このような企業で固められたポートフォリオであれば、下落局面も乗り越えられると思いませんか??その安心感は、長期保有する点において絶対に欠かすことのできないポイントです。

この安心感は、あなたを投資において煩わせません。

2つ目の理由は、あなたに質の高い分配金をプレゼントしてくれるからです。

アライアンスバーンスタイン米国成長株投信C・Dコースは、予想分配金提示型となっています。これは、基準価格に応じて受け取れる分配金が決まっている仕組みです。

たとえば、アライアンスバーンスタイン米国成長株投信の分配方針は以下になります。

株価が上昇局面では多めの分配金を、下落局面では分配金を少な目もしくは0にします。

そのような仕組みによって、あなたは投資元本を無理やり切り崩して受け取る元本払戻金を受け取らずに済みます。つまり、質の高い(=原資はあくまで利益)分配金を受けとることができます。投資元本を切り崩して受け取る分配金なんて安心して使えないですよ。

運用管理コストが高い点は気になる

インカム狙いの投資家にとってこのファンドは最適なツールになることはご理解いただけましたか??

ただ、このファンドには致命的な弱点があります。

それは、運用管理コストの高さです。このファンドの運用管理コスト(=保有しているだけでかかるコスト)は年1.727%です。アクティブファンドの平均は1.4%程度ですから、それと比較すると高いです。

銘柄選定に多くの人材を投入していますから、そのコストが転嫁されていること自体を恨むことはできません。運用会社もビジネスでやっているわけですから。

では、投資家はこの事実を泣く泣く受け入れるしかないのでしょうか??いえそんなことはありません。

高い信託報酬は、あなたがこのファンドを松井証券で保有すれば、その一部を現金もしくはポイントで還元を受けることができます。

なぜなら、松井証券には、販売会社(=松井証券)が受け取る信託報酬のうち、0.3%を超える部分を投資家に還元してくれる『投信毎月現金・ポイント還元サービス』があるからです。

たとえば、このファンドを1,000万円保有した場合の還元額は以下になります。

なんと、このファンドを松井証券で保有するだけで(=特別な申し込みは不要)、年間0.45%も還元してくれます。もちろん、これを受け取ることで分配金が減少することはないです。さらに買付時もノーロードなので、楽天証券やSBI証券と手数料体系はほぼ同等です。

運用管理コストが高いファンドを運用するのに、松井証券を使わない手はないでしょう。

すでに他の証券会社でこれらのファンドを保有中の人も安心してください。ファンドをそのまま移管すれば、同等のサービスを受けることができます。

『善は急げ』です。リンクを貼っておきますので、興味ある方は是非、口座開設してください。デメリットなんてないですよ。

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ただ、積立投信はSBI証券や楽天証券をオススメします。松井証券はクレカ積立ができないので。その点はお見知りおきを。

SBI証券・楽天証券・松井証券の理想の使い分けは以下の記事で解説しています。

以上、お役に立てればうれしいです。















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