こんにちは。かわ吉です。
以前にこんなブログを書いていました。
当初は、コロナウイルスの影響が大きく投資するのは、待つべきだとまとめていました。
ただ、最近は事情が変わっていて航空業界にも回復の兆しが見えてきています。
実は、国際線の運航便が当初より増えていたりしています。
このWSJの記事は、人の移動のみでなく、貨物などの移動は絶対にある。移動させないといけない人(もの)はある程度はあるとのことでした。
新型コロナウイルスが世界中に広がっているため、防護服や食料などの移動が逆に必要になって運航便が増えているということでしょうか。
とはいえ、新型コロナウイルスが、世界の航空業界に与えた影響は計り知れないです。
感染防止のための都市封鎖や移動制限などで経済が落ち込む中、米国や欧州、日本、アジア諸国の航空会社は軒並み巨額の赤字を出して多大な被害を被りました。
ただ、ある国だけは、新型コロナウイルスの封じ込みに成功していました。
そうです。その国は、中国です。
4から6月あたりから大手航空3社の業績回復の基調が鮮明になってきています。
そこで、今回はこの中国の航空大手3社を紹介したいと思います。
航空業界に投資をしようと考えている方や、中国株に興味がある方のお役に立てればと思います。
ではいきましょう!!
中国の航空大手3社の状況
直近10月の各社の利用者数は、国内・国際線トータルで前年同期の約8割から9割まで回復しており、国内線に限れば中国国際航空と中国南方航空はともに前年同期比3%増とプラス成長になっています。
各社の業績が改善した背景として、政府主導の感染防止対策によって新型コロナウイルスが早期に沈静化したことで、国内の旅行やビジネス需要が着実に持ち直したことが考えられます。
国内線は順調に回復しているが、国際線の利用者数は、前年同期の1割以下にとどまっており、非常に厳しい状況が続いています。
ただ11月から各国の製薬会社が開発中の新型コロナワクチンは有効であるとの治験データを発表しており、仮に来年からワクチンの本格接種が始まれば国際便の増便や利用者数の増加が期待でき大手航空三社の業績も回復に向かうかもしれないですね。
燃料コストや為替コストに目を向けると、ジェット燃料価格は低位で安定しており、為替も6月から米ドル安・人民元高が進行しているから、米ドル建負債が多い航空3社の財務負担軽減につながる可能性もあります。
今後の動向が楽しみですね。
あと日本の航空業界の株価は以前低調です。
ある意味、コロナ後の航空業界の動向を中国の航空会社で予習できるので、それを活かしてANAやJALをしっかり良いタイミングで買いたいものですね(笑)
ではまた