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【2カ月連続200円】7月のアライアンスバーンスタイン米国成長株投信C・Dコースの分配金報告

2023年7月22日

こんにちは。かわ吉です。

7月のアライアンスバーンスタイン米国成長株投信C・Dコースの分配金が発表されました。

今月の分配金は以下になります。

ちなみに先月の分配金はこちらになります。

Dコースの分配金は2カ月連続の200円となりました!!Dホルダーのみなさま、おめでとうございます!!

一方で、Cコースは引き続き無配となりました。しかし!!確実に基準価格は10,000円近辺に戻りつつあります。もう少しで分配金の射程圏内です。

では今月もアライアンスバーンスタインよりレポートが発行されましたので内容をまとめていきます。

この記事が読者の資産運用の一助になれば幸いです。

ではいきましょう。

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直近1か月の米国株式市場

The statue of Liberty, Landmarks of New York City with Manhattan skyscraper background

米国株式市場は、6月の消費者物価指数(CPI)および卸売物価指数(PPI)などが市場予想を下回り、米連邦準備理事会(FRB)による利上げ長期化への警戒が和らいだことから上昇しました。為替市場では、日銀の為替介入への警戒感が高まったことや、インフレ鈍化観測を背景とする米国長期金利の低下を受けて円高米ドル安となりました。

米国では、構造的なインフレが残ることや、利上げの影響、金融不安を背景とする金融機関への規制強化などから景気減速が長引く懸念があります。そうした環境下では、負債の調達が困難な環境でもその影響を受けにくい財務体質が良い企業や、自ら創出したキャッシュフローが豊富で設備投資を拡大できる企業に投資することの重要性が高まります。

2023年6月の運用状況

6月の運用概況についてもまとめておきます。相場全体だけではなく、このファンドの細かい動きについても把握してみましょう。

■運用概況

Aコース、Bコース、Cコース、Dコースの基準価格は、それぞれ前月比で上昇しました。いずれのファンドも、保有証券の株価上昇がプラス要因となりました。BコースとDコースについては、円安米ドル高もプラス要因となりました。

また、6月はいずれのファンドもそれぞれのベンチマークを下回るパフォーマンスとなりました。

ベンチマークの相対比較では、情報技術セクター、一般消費財・サービス・セクター内での銘柄選択やヘルスケア・セクターのオーバーウエイトなどが主なマイナス要因となりました。一方、ヘルスケア・セクター内での銘柄選択、コミュニケーション・サービス・セクターのアンダーウエイトなどはプラス要因となりました。

当月は、マイクロソフト(情報技術)、アマゾン・ドット・コム(一般消費財・サービス)バーデックス・ファーマシューティカルズ(ヘルスケア)などを一部売却しました。

■今後の見通しと運用方針

米国では、構造的なインフレが残ることや、利上げの影響、金融不安を背景とする金融機関への規制強化などから景気減速が長引く懸念があります。そうした環境下では、負債の調達が困難な環境でもその影響を受けにくい財務体質が良い企業や、自ら創出したキャッシュフローが豊富で設備投資を拡大できる企業に投資することの重要性が高まります。

引き続き、革新的な商品/サービスで高い市場シェアを持つ「卓越したビジネス」を擁し、「外部環境に左右されにくく」、「健全な財務体質」を有する「持続的な成長企業」に投資することで、長期的に安定したリターンを創出することを目指します。

来月も分配金を期待したい

2カ月連続で200円の分配金を記録したDコース。この調子で来月も分配金を期待したいところですね。

Cコースについては、もう少し時間がかかりそうですが、基準価格は確実に10,000円に戻りつつあるのでもう少しお待ちください。

アライアンスバーンスタイン米国成長株投信C・Dコースは、予想分配金提示型なので分配金が安定しません。基準価格が上昇基調の時は多めの分配金を狙うことができますが、今のCコースのように基準価格が10,000円を下回ると長期間、分配金が受け取れないリスクもあります。

毎月の分配金の安定を取るなら、予想分配金提示型ではなく毎月分配型のファンドをポートフォリオに組み入れるのもありです。ただ、ファンド選びに失敗すると投資元本をただ切り崩すだけのたこ足分配ファンドを掴んでしまうリスクがありますから注意が必要です。

現状で、『分配金が安定&長期保有できる』ファンドといえるのは、『インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>毎月決算型』だと考えています。

このファンドの詳細は以下の記事で解説しておりますので興味ある方はご覧ください。

もちろん強みがあれば弱みもあります。

基本は分散投資です。いくら優秀なファンドでもあらゆる局面で強いものはありません。1つの商品を過信しすぎると想定外の損失を被るリスクも高まります。

しっかり優良な商品を選別し分散投資して堅実に資産形成をしていきましょう!!

以上、お役に立てれば嬉しいです。



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