こんにちは。かわ吉です。
予想分配金提示型ファンドはインカム狙いの投資家には最適なファンドの1つです。
過去には予想分配金提示型ファンドのおすすめファンドランキングTOP5を記事で出しています。
前回の記事を出してから、予想分配金提示型ファンドの種類もかなり増えました。なおかつ、長期投資に向いているファンドも増えてきたのでこのあたりでもう一度、長期保有に向いている予想分配金提示型ファンドTOP5をご紹介しようと思います。
TOP5の判断基準は、長期保有に向いているかどうかです。長期保有できるかどうかの基準は、コスト・分散度合い・純資産の3つで判断します。
この記事は、『予想分配金提示型ファンドを買おうと迷っているけど、どのファンドを買うべきか分からない人』が、どのファンドを買うべきか分かるようになります。
この記事が、予想分配金提示型ファンド選びに役立てばうれしいです。
ではいきましょう。
第5位 グローバルDX関連株ファンド
今のトレンドであるデジタルトランスフォーメーション関連の企業に投資するグローバルDX関連株式ファンドが第5位です。
コスト | 純資産(億円) | 投資銘柄数 | |
グローバルDXファンド | 1.903% | 491.55 | 49 |
コストは1.903%と少し高めですが、純資産は約500億円と比較的多いです。銘柄数も49銘柄と集中投資です。
投資対象の時価総額は、大きくない企業が多いのでボラティリティは大きくなる可能性があります。DXは1つのテーマであり大きな流れであるメガトレンドの1つです。5年くらいの投資期間で見るのであれば悪くないテーマかなと思います。
リスク許容度の高い投資家向けのファンドだと思います。投資初心者には不要なファンドだと思います。
グローバルDX関連株式ファンド(予想分配金提示型) | 投資信託 | 楽天証券 (rakuten-sec.co.jp)
第4位 フィデリティ・米国株式ファンド Fコース
ポートフォリオがほぼS&P500種指数であるフィデリティ・米国株式ファンド(Fコース)が第4位です。
コスト | 純資産(億円) | 投資銘柄数 | |
フィデリティ・米国株式ファンド(F) | 1.650% | 2.22 | 300 |
コストは比較的安く、銘柄数も徹底的に分散されている良いファンドだと思います。ただ純資産が約2億円とめちゃくちゃ少ないです。純資産がこれからしっかり増えてくればより長期保有に適したファンドになると思います。
ただ300銘柄も分散投資するならば、動きがS&P500種指数に近くなると思います。そうであればこのファンドではなくS&P500のインデックスファンドで楽天証券の定期売却の設定をした方が良いと考えてしまいます。
でも『予想分配金提示型でアメリカ株に分散して投資したいんだ!!』と考える投資家には最適な選択肢になると思います。
第3位 米国ツイン・スターズ・ファンド Bコース
圧倒的な分散投資であり、予想分配金提示型ファンドの中で唯一のバランス型ファンドが第3位です。
コスト | 純資産(億円) | 投資銘柄数 | |
米国ツイン・スターズ・ファンド(B) | 2.090% | 22.09 | 1334 |
投資銘柄数は、TOP5の中でも圧倒的に多い1334銘柄です。投資対象は、アメリカ市場で株式だけではなく債券にも分散投資をしてくれ、なおかつ相場状況に応じてその比率も機動的に変更して運用してくれます。
予想分配金提示型ファンドは株式やリートなどのリスク度合いの高い投資対象が多い中で、このファンドは債券もポートフォリオに組み込まれていますから、リスク許容度が高くない投資家には最適な選択肢の1つになります。
コストが少し高いのが玉に瑕です。
第2位 ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンド
安い運用コストで全世界の成長株に投資できるベイリーギフォード世界長期成長株ファンドが第2位です。
コスト | 純資産(億円) | 投資銘柄数 | |
ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンド | 1.5895% | 207.17 | 37 |
コストは、TOP5の中でも最安で投資銘柄数も最小です。純資産は約200億円と可もなく不可もないという感じです。
投資対象は、アメリカに限らず世界の成長株へ分散投資してくれます。『アメリカの成長は認めるとけどこれからずっと成長するかは不安だな』と思う人には最適なファンドの1つです。
第1位 アライアンスバーンスタイン米国成長株投信 Dコース
圧倒的な純資産とパフォーマンスを誇るAB米国成長株投信が第1位です。
コスト | 純資産(億円) | 投資銘柄数 | |
AB米国成長株投信 | 1.727% | 11105.06 | 50 |
コストは1.727%と少し高めですが、純資産は1兆円超あり他の投信信託を圧倒しています。
銘柄数は、50銘柄と比較的集中投資ですが銘柄選定に非常に定評がありますから、銘柄数の少なさはデメリットには今のところならないと考えます。
投資対象も成長が期待できるアメリカ株ですから、長期保有を前提で保有しても全く問題はないと思います。
まとめ
予想分配金提示型ファンドのオススメTOP5いかがでしたか??
今のところはAB米国成長株投信の圧勝ですね。他を寄せ付けません。
ただ全体的に言えることですが、予想分配金提示型ファンドはコストがまだまだ高いですね。仕組みは最高なんですが、それを維持するためのコストが高すぎます。
もっともっと優良な予想分配金提示型ファンドが誕生し競争してもらい投資家に優しいファンドがどんどん出てきてほしいものです。
ではまた