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【Eコースは初分配金】12月のアライアンスバーンスタイン米国成長株投信の分配金報告

2023年12月20日

こんにちは。かわ吉です。

12月のアライアンスバーンスタイン米国成長株投信C・Dコースの分配金が報告されました。

さらに新たに設定されたEコースも12月が初決算でした。もちろんしっかり分配金も出ています。

今月の分配金実績は以下になります。

ちなみに先月の分配金は以下でした。

Dコースは、7か月連続の200円となりました。Dコースの分配金は安定してきましたね。

一方でCコースは引き続き無配です。ただし、基準価格は上昇基調にあります。分配金が狙えるボーダーである10,000円まであと少しです。もうひと踏ん張り!!

ちなみに現時点でCコースホルダーができる対策は以下の記事で解説しています。

Eコースについては100円となりました。初分配金です。Eコースは隔月決算なので1月の分配金はお休みです。次回は来年の2月です。

では今月もアライアンスバーンスタインよりレポートが発行されましたので内容をまとめていきます。

この記事が読者の資産運用の一助になれば幸いです。

ではいきましょう。

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2023年11月の運用状況

11月の運用状況についてもまとめておきます。相場全体だけではなく、このファンドの細かい動きについても把握しましょう。

◆市況

米国株式市場において、S&P500株価指数は上昇しました(米ドルベース)。米連邦準備理事会(FRB)が金利据え置きを決定し利上げ終了観測が広がったことから、概ね上昇基調で推移しました。雇用やインフレ指標の下振れを受けて、金融引締め長期化懸念が後退し、米国長期金利が低下したことも支援材料となりました。
当月末のS&P500株価指数(配当金込み)は、前月末比+9.4%となりました。ラッセル1000グロース指数のパフォーマンスは、同+11.3%、ラッセル1000バリュー指数は、同+7.6%となり、グロース株のパフォーマンスはバリュー株を上回りました。(指数は全て米ドルベース)米ドル円相場は、前月末比で円高米ドル安となりました。月半ばにかけては、日米の金融政策の方向性の違いが着目されて円安米ドル高となりました。その後は、インフレ鈍化を示す経済指標の発表を受けて米国国債金利が低下したことから、円高米ドル安が進行しました。月末の基準価額の算定に使用するレートは1米ドル=147円07銭となりました。

■運用状況

Aコース(為替ヘッジあり)、Bコース(為替ヘッジなし)、Cコース毎月決算型(為替ヘッジあり)予想分配金提示型、Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型、Eコース隔月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型の基準価額は、それぞれ前月末比で上昇しました。いずれのファンドも、保有証券の株価上昇がプラス要因となりました。
また、11月はいずれのファンドもそれぞれのベンチマーク*を上回るパフォーマンスとなりました。
ベンチマークとの相対比較では、エネルギー・セクターを保有していなかったことや、ヘルスケア・セクター内での銘柄選択などが主なプラス要因となりました。一方、ヘルスケア・セクターのオーバーウェイトや資本財・サービス・セクター内での銘柄選択などはマイナス要因となりました。個別銘柄では、インテュイティブ・サージカル(ヘルスケア)、クラウドストライク・ホールディングス(情報技術)、クアルコム(情報技術)などがプラス要因となった一方、フォーティネット(情報技術)、ペイコム・ソフトウェア(資本財・サービス)、ヴィーヴァ・システムズ(ヘルスケア)などはマイナス要因となりました。
当月は、バーテックス・ファーマシューティカルズ(ヘルスケア)、アマゾン・ドット・コム(一般消費財・サービス)、モンスター・ビバレッジ(生活必需品)などを買い増しました。一方、アルファベット(コミュニケーション・サービス)、マイクロソフト(情報技術)、VISA(金融)などを一部売却しました。

◇今後の見通しと運用方針

2024年の米国経済は低成長に留まり、企業業績についても下押し圧力が強まる可能性があるとみています。低成長のマクロ環境や、地政学リスクの高まりにより市場環境の先行きが不透明ななかでは、外部環境に左右されにくい企業に厳選して投資を行うことが重要と考えます。

アライアンスバーンスタイン米国成長株投信Eコースってぶっちゃけどう??

個人的にアライアンスバーンスタイン米国成長株投信Eコースは、魅力的な商品ではないと考えています。

その理由は、狙えるインカムが少ないからです。

Eコースは、隔月分配型のため分配金は2カ月に1回しか受け取れません。

仮に分配方針が、C・Dコースの2倍であれば同じくらいの分配金が狙えるかつ非課税なので非常に魅力的に感じます。しかしながら、Eコースの分配方針は、C・Dコースと同じです。

分配方針が同じかつ決算回数が2分の1になれば、分配金は半分になると考えられます。

一方で、基準価格の伸びはEコースが有利になると考えられます。それは分配回数が少ないことにより、分配金の下落分が小さくなるためです。

だから、Eコースを買う人はC・Dコースと比較して分配金が半分になってもいいから、基準価格の上昇を期待したい人だと思われます。

ただ、そのような人がいったいどのくらいいるのか??個人的にはそのような人は多くないと考えています。

ひとまずインカムの量を優先したい投資家は、とりあえずDコースで目先の分配金を取りに行けばよいと思います。

引き続き継続保有でOK

7か月連続で200円の分配金を記録したDコース。この調子で来月も分配金を期待したいところですね。

Cコースについては、もう少し時間がかかりそうですが、基準価格は確実に10,000円に戻りつつあるのでもう少しお待ちください。

C・Dコースに共通して言えることは、質の高いインカムを狙うには最適なファンドだということです。最近のCコースは苦戦していますが。。。

質が高いインカムを狙える理由は、これらが予想分配金提示型だからです。予想分配金提示型は、基準価格に応じて受け取れる分配金が決まる仕組みです。この仕組みのお陰で、投資元本を切り崩して分配金を出すたこ足分配を避けることができます。

ただこのファンドを含めて予想分配金提示型は、信託報酬等の運用管理コストが高い傾向があります。

運用期間が長期になればなるほど高いコストは収益を圧迫してきます。

だから運用管理コストは低いに越したことはありません。ただ、運用管理コストはファンドごとに決められているので投資家が自由に決めることはできません。ただ、このファンドを保有する証券会社を工夫することで、高いコストの一部の還元を受けることができます。

その証券会社とは松井証券です。なぜなら松井証券には、『最大1%貯まる投信残高ポイントサービス』があるからです。

このサービスは、松井証券で投資信託を保有するだけ、最大残高の1%のポイント還元を受けることができます。

たとえば、アライアンスバーンスタイン米国成長株投信Dコースを松井証券で保有すると、年間0.75%のポイント還元を受けることができます。これにより、実質1%程度の運用管理コストでアライアンスバーンスタイン米国成長株投信Dコースを保有することができます。

さらに還元率は下がりますが、運用管理コストがバリ安のインデックスファンドもポイント還元の対象なので、投資信託を運用するなら松井証券を絶対に活用すべきです。使わない意味が分かりません。

是非、活用を検討してみてください。

運用管理コストを下げることも大切ですが、固定費を抑えることも同じくらい大切です。

ただ、全てを節約すると幸福度が下がります。食費や娯楽費がその最たる例です。だから、節約するなら、幸福度が下がらない固定費を見直すべきです。具体的にいうとそれは住宅ローンです。

住宅ローンの金利を見直すだけでトータルで200万円以上返済額を抑えることができます。検討しない手はありません。ただ住宅ローンの借換は非常に手間がかかります。

しかし、あるサービスを活用すれば住宅ローン借り換えに掛かる手間を半分以下にしてくれます。詳細は以下の記事にまとめています。

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