経済の話

大暴落を待っていてはダメな理由

2020年12月19日

こんにちは。かわ吉です。

株式投資をいつまでたっても始められない人がいます。

彼らは何を待っているのでしょうか??

そうです。暴落です。

でも大暴落は待ってはいけません。

個別銘柄への投資は、タイミングがなり重要だと思います。

しかし、積立投資や、インデックス投資、ファンドラップ等など長期運用が前提であれば、暴落は待たない方が良いです。

なぜでしょうか??

本日はその理由を説明します。

未来は誰にも分からない

資産運用は世界の景気動向に左右されます。景気も株価も似ていますが、「上がる」「下がる」を繰り返します。いつが景気のピークで、いつが景気の底なのか、事前には誰にも分かりません。

今年のコロナショックのように定期的に大暴落が来ると、次のように考える人も出てきます。

「我慢して景気後退を待ち、数年後に大暴落が来た時にまとめて投資をしよう!!そして景気拡大期には株式なども持ち続け、景気が下がる前に売り抜ければ良い!!」と。

この考えは理屈上は正しいんです。だけど私は仕事としてアドバイザー業務をしていますが、この通りに実行できた人を見たことがありません。

例えば、このケースでは、数年に一度の相場の大暴落の際、実際に投資を実行する必要があります。

でもよく考えてみると大暴落が来たときのニュースは、例えば今年の新型コロナウイルスのケースで考えると、最悪の状態のときって、「コロナの感染者数は過去最多!!」とか「Go To キャンペーンの一部区域の中止!!」などテレビやマスコミのは、マイナスの情報で埋め尽くされています。情報を吟味すればするほど、今買う合理的な理由って無いんですよね。

そうなると、多くの人の気持ちは変化していきます。「まだまだ下がりそう。。。まだ買うのは早い!!」、「少し上がりだしたぞ!!でも今の現状ならどうせ上昇は長続きしない」とか考えてしまいます。

そして、予想が外れ相場が大きく反発すると、結局買えずに、「絶好のチャンスを逃した!!次の大暴落で買おう!!」

以下無限ループになりそうですね。

人間の本能に従うと間違った行動しかしない(笑)

相場が順調に上昇しているときは、「まだまだ上がりそう!!」と思って追加の購入をしてしまいます。

実際に、そのようなときには市場には、「買うべき理由」が満ち溢れています。

結果的に高値掴みになり、その後の下落相場で大きな含み損を抱えることになります。

口で言うのは簡単だけど、いざ実践するとなると難しいんですよね。

だから、相場を見ずにひたすら毎月積み立てていく積立投資っていうのは、この人間の邪魔くさい本能を排除することができるから良いのです。

まあその分、成果を出すには時間がかかる投資ですけどね。

まとめ

長期投資をする上で大暴落を待ってはいけない理由は、未来は誰にも分からないから。

100%良いタイミングで買う必要はないです。頭と尾っぽはくれてやりましょう!!

投資でけだはないですけど、いくら買うべき売るべき理由を並べても最後は「エイヤー!!(ポチ)」ですよ。

とりあえずは始めてみましょう!!

ではまた

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