経済の話

投資初心者がファンドラップを検討すべき理由

2021年4月7日

こんにちは。かわ吉です。

以前にファンドラップを紹介しました。

多くの商品がある中でファンドラップは投資初心者に適した商品の一つだと思っています。

そこで今回は、なぜファンドラップは投資初心者に適した商品だと言えるのか解説します。これから投資を検討している人や、自己流で投資を始めたけどうまく成果が出せない人のお役に立てれば嬉しいです。

ファンドラップには投資の基本が凝縮されている

投資の基本は長期&分散です。

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出所:GPIF

資産運用の代表的な資産である国内株式・外国株式・国内債券・外国債券は長期的には右肩上がりで推移しています。短期的な視点で見れば上下に変動していますが長期的な視点で見れば資産は安定的に増えています。

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出所:GPIF

もちろん各年のリターンにはバラツキがあります。ただプラスのリターンの年とマイナスリターンの年を比較すると圧倒的にプラスリターンの年が多いです。しっかり長期で保有すればプラスの年のリターンが積み上がりたまに来るマイナスリターンの年も乗り越えることができます。

卵を一つのかごに盛るな
出所:GPIF

そしてある一定の資産に集中投資すれば大きなリターンを手にすることができるかもしれませんが、外れた場合は大きな損失を被る可能性があります。おそらく投資で大きな損失を出してしまうケースはこの集中投資が原因だと思います。

だから、分散投資をすれば良いのですがこの分散をどのように実践すればいいのかを自分で考えるのは大変です。投資信託の種類も国内だけで約6,000本ありますから、この中から選別するのは非常に難しいですし、未来永劫安心して保有できる投資信託なんてありませんから組入れファンドの見直しも必要になってきます。

出所:三菱UFJ銀行

そして相場の変動で投資比率が大きく崩れたときには、当初の比率で自動で戻すリバランス機能もついています。このリバランスも自分でやるとついつい比率が崩れた状態で放置しがちです。そのような状態で大きな調整相場が来ると予想外の損失が発生してしまうかもしれません。リバランスって基本なんですけどしっかり自分自身でできている人はあまり見たことがありません。

ファンドラップは長期&分散投資を誰でも簡単に実践できるサービスです。この長期&分散投資を実践するためには組入れファンドの見直しやリバランスの作業が必要ですが、これも自動でやってくれるんです。

買付手数料も0円の金融機関が多い

どうしても投資を始めるとコストが気になります。投資信託を銀行や証券会社の窓口で買うと、購入金額の3%(税別)の買付手数料がかかります。投資信託を100万円買うと買った瞬間にざっくり3万円の手数料が取られます。これを嫌がって買付をためらう方も多いと思います。ファンドラップに関しては、購入時・売却時の手数料がかからないものが大半です。この点を考慮すれば、手数料が気になる方が挑戦するハードルは少し下がると思います。

ただ預けている間にかかる費用は商品によってまちまちです。高いものだとトータルでかかるコストが年3%程度の商品もあると思いますのでその点は購入の際によくチェックしましょう。

まとめ

投資の基本は長期&分散です。ただこれを理解するのと実践するのは天と地の差があります。安心して長期&分散投資するには、組入れファンドの入れ替えやポートフォリオが大きく崩れた時に元に戻すリバランスの作業も必須です。これらを投資初心者の方が自分でやるのは至難の業です。その点はプロに任せて、そのプロがどのように運用しているのか自分なりに分析してみるのも良いかもしれませんね。

ではまた

楽天証券のユーザーであれば楽ラップから始めてみるのも良いと思います。楽天ポイントも溜まって一石二鳥ですね。

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ドコモユーザーであれば『THEO+』もおすすめです。最短3分で口座開設ができます。

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