こんにちは。かわ吉です。
6月のアライアンスバーンスタイン米国成長株投信C・Dコースの分配金が発表されました。
今月の分配金は以下になります。
ちなみに先月の分配金はこちらになります。
Dコースは、3か月連続の分配金かつ分配金は200円で対前月比+100円となりました!!Dホルダーのみなさまおめでとうございます!
一方で、Cコースは引き続き無配となりました。しかし!!基準価格は10,000円に戻りつつあります。もう少しで分配金の射程圏内に入りそうです。
では、今月もアライアンスバーンスタインよりレポートが発行されていますので内容をまとめていきます。
この記事が読者の資産運用の一助になれば幸いです。
ではいきましょう。
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直近1か月の米国株式市場
以下は、アライアンスバーンスタインの見解です。
米国株式市場は、政府の債務上限問題をめぐる不透明感が払しょくされたことや、賃金上昇率の原則、インフレ指標の鈍化などを受けて2023年6月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げが見送られるとの見方から上昇基調で推移しました。
為替市場では、米国金利が上昇する中、日米金利差が意識され、円安米ドル高となりました。
米国では、インフレは徐々に鈍化するとみているものの、構造的なインフレが残ることや、利上げの影響、金融不安を背景とする金融機関への規制強化などから景気減速が長引く懸念があります。そうした環境下では、独自のビジネスモデルによる持続的なオーガニックグロースを達成できる企業や安定的なキャッシュフローを生む財務体質を有数企業を厳選する必要があると考えます。
当ファンドは、引き続き「持続的な成長企業」に注目してまいります。
2023年5月の運用状況
5月の運用概況についてもまとめておきます。相場全体だけではなく、このファンドの細かい動きについても把握してみましょう。
■運用概況
Aコース、Bコース、Cコース毎月決算型、Dコース毎月決算型の基準価格は、それぞれ前月末比で上昇しました。いずれのファンドも、保有証券の株価上昇がプラス要因となりました。Bコース、Dコース毎月決算型については、円安米ドル高もプラス要因となりました。
また、5月はいずれのファンドもそれぞれのベンチマークを上回るパフォーマンスとなりました。
ベンチマークとの相対比較では、情報技術セクターのオーバーウエイトや生活必需品セクター内での銘柄選択などがプラス要因となりました。一方、ヘルスケア・セクターのオーバーウエイトや、一般消費財・サービス・セクター内での銘柄選択などはマイナス要因となりました。
当月は、アマゾン・ドット・コム(一般消費財・サービス)を買い増しました。一方、マイクロソフト(情報技術)、アルファベット(コミュニケーション・サービス)などを一部売却しました。
景気減速は視野に入れておきたい
インフレや利上げも徐々に落ち着いた場合、次の懸念点は景気減速です。
仮にそのような環境になった場合、財務体質が脆弱な企業は大きな影響を受けます。一方で、革新的な商品/サービスで高いシェアを持つ『卓越したビジネス』を擁し、『外部環境に左右されにくく』、『健全な財務体質』を有する『持続的な成長企業』は生き残る確率が高いと思います。
ただし、過信は禁物です。調子が良いファンドを見つけるとついついそのようなファンドへ投資しがちです。偏ったポートフォリオは、大きなリスクとなります。
Dコースの調子が良いからといって、このファンドへの集中投資は止めましょう。分散投資が大切です。
以上、お役に立てれば嬉しいです。