こんにちは。かわ吉です。
今回は、新興国へ投資してインカムを狙う方法について考えてみようと思います。
米国株ブームもあり、意図せずにポートフォリオが米国株を中心とした比率が圧倒的に高まってしまいました。
長期的にはこれで悪くないポートフォリオだと思うけど、何事も偏るのは危険。
今のタイミングで自分のポートフォリオの新興国株の比率を高めたいと考えています。
この記事がポートフォリオに占める新興国の比率を高めたいと考えている投資家のお役に立てれば幸いです。
ではいきましょう。
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新興国に投資したい理由
なぜ、先進国ではなく新興国へ投資するのでしょうか??
それは、前述したとおり、私個人のポートフォリオに占める先進国の比率が90%を超えているからです。米国株ブームが到来していたこともあり、意識せずにポートフォリオが米国株を中心としたポートフォリオになっている方も多いと思います。決して私だけではないはず。
理由はそれだけではなく、今後の相場環境は新興国にとって追い風になるとも考えているからです。
上の図はJPモルガンアセットマネジメントが定期的に発行している『ガイドトゥーマーケット』の一部です。
この図を見ると、GDP成長率においては先進国より新興国の方が高い見通しとなっています。必ずしも『GDP成長率の高い=株価上昇』ではありませんが、無視できないポイントですね。
さらに今後、FRBの金融政策が利下げに舵を切れば米ドルでの借金が多い新興国にとっては追い風になると思います。新興国の財務状況を改善するかもしれません。
それに加えて2010年代は圧倒的に先進国株有利の時代でしたから、次の10年は新興国株有利の時代になっても決しておかしくありません。
いずれにせよ新興国の比率を高めることは決して悪いことではないと思います。
新興国株式or新興国債券
次の問題は、ポートフォリオに占める新興国の比率は、株式と債券どちらで高めていくかです。
現時点では株式で検討しています。
理由は、新興国の為替リスクは高いことに加えて新興国各国の金利は上昇基調のため債券にとっては逆風だと考えたからです。
あとは、私の投資期間は長期で検討しているため、株式でしっかりインカムとキャピタルを狙う方が良いと考えたためでもあります。
投資商品は何を使う??
現在検討している投資商品は以下の3種類です。
①個別銘柄
②投資信託
③ETF
個別銘柄を選択するメリットは、高いリターンが狙えることです。まだまだ規模が小さいマーケットですから、大きな投資マネーが流れると大きく上昇する可能性もあり夢があります。さらに高配当銘柄を選定すれば多くのインカムを狙うことも可能です。
一方で銘柄選定の難易度が高いこと点が気になります。あとはカントリーリスクなど先進国では考えにくいリスクもあります。これはどの商品にも言えることかもしれませんが。さらに、為替手数料や売買手数料も高いことが気になります。あとは、集中投資をするとリスクが高いの府数銘柄への投資が大切です。管理が面倒です。
次に投資信託を選択するメリットは、商品・証券会社をしっかり選定すれば買付時の手数料は無料にできます。さらに手間をかけずに分散投資することが可能となります。
デメリットとしては、分配型を選択すると信託報酬が高いファンドが中心となってしまうことに加えて、そもそもファンドの種類が先進国ものと比較して少ないです。投信1本で分散投資する場合、選択肢は4つしかありません(逆を言えば、ファンド選びはシンプルかもしれません)。あとは、たこ足ファンドをつかんでしまうリスクもあります。
最後にETFを選択するメリットは、信託報酬は投資信託より安く抑えられることが考えられます。
一方でデメリットは商品の種類が少ないことに加えて高利回りは期待できない可能性があります。
一番の理想は。。。
一番の理想は、利回りの高い新興国株式のETFです。
分配金が安定かつ基準価格が右肩下がりではない投信も悪くないかもしません。
そのような細かい分析は次回以降で。お楽しみに!!
このブログでは先進国株式のインカム投信に関する記事も書いています。
生活改善に関する記事もあります。