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【日米対決②】アライアンスバーンスタイン米国成長株投信Bコースとひふみプラスを比較してみた

2021年11月18日

こんにちは。かわ吉です。

11月はアライアンスバーンスタイン米国成長株投信に勝るファンドを見つけると先日の記事で宣言しました。

比較するポイントは以下になります。

①純資産

②運用管理コスト

③リターン

④リスク

⑤シャープレシオ

⑥分配金

そして、今回比較するファンドは日本株のアクティブファンド代表といっても過言ではない『ひふみプラス』です。

このファンドの概要は以下になります。

設定日2012.05.28
償還日無期限
委託会社レオスキャピタルワークス
投資対象主に日本株式

このファンドを一言で表現すると、、

主に日本株に投資する日本を代表するアクティブファンド

でしょうか。

日本株投信との比較は以前に『メガテック』と比較しましたが、こちらはアライアンスバーンスタイン米国成長株投信Bコースに完敗でした。

日本株ファンドがリベンジなるかワクワクです。

今回の記事を読んでいただくと以下のメリットがあります。

具体的な数字で比較することでそれぞれのファンドの実力がイメージしやすくなる

イメージでファンド選びをすることがなくなる

自分がどちらを買うべきか判断できるようになる

この記事が読者の資産運用の一助になれば幸いです。

ではいきましょう。

①純資産

まずは純資産から比較してみましょう。

出所:楽天証券のデータを元にかわ吉作成

純資産は、ひふみプラスの方が若干多いですね。これまでの比較でアライアンスバーンスタイン米国成長株投信Bコースより純資産が多いケースはなかったですからびっくりです。

販売会社の数も比較してみましょう。

出所:楽天証券のデータを元にかわ吉作成

販売会社数もひふみプラスの方が多いです。積立投資を押しているファンドでもありますから、アライアンスバーンスタイン米国成長株投信Bコースよりもひふみプラスの方が純資産の増加しやすいかもしれませんね。

純資産はひふみプラスの勝利!!ただどちらの純資産も十分なため繰上償還等のリスクはあまり気にしなくてOKかな!!

②運用管理コスト

続いて運用管理コストを比較してみましょう。長期保有する際は、この運用管理コストはパフォーマンスに大きな影響を与えますから要チェックです。

運用管理費コストについてもひふみプラスの方が低いですね。アクティブファンドの平均である1.45%よりも低いですからかなり良心的なファンドと言えそうです。

この2つのファンドの運用管理コストの差は、年0.649%です。仮に1000万円投資した場合の年間の運用管理コストの差は以下になります。

1,000万円×0.649%=64,900円

この差をひっくり返せるくらいのパフォーマンスがアライアンスバーンスタイン米国成長株投信Bコースにあるかが重要なポイントになってきます。

運用管理コストについてもひふみプラスが勝利!!この勢いで最後まで突っ走れるか?!

③リターン

次にリターンを比較してみましょう。年0.649%の運用管理コストの差をアライアンスバーンスタイン米国成長株投信Bコースが挽回できるかがポイントです。

出所:楽天証券のデータを元にかわ吉作成

アライアンスバーンスタイン米国成長株投信Bコース強すぎる。。。

6か月・1年・3年・5年でそれぞれ比較しても少なくとも約2倍以上の差がありますね。運用管理コストの差である年0.649%はむしろ安いものかもしれません。

やっぱりアメリカ株って強すぎるんですよね。日本株の優良銘柄を集めてもアメリカ株をアウトパフォームするのは至難の業かもしれませんね。

リターンは、アライアンスバーンスタイン米国成長株投信Bコースの圧勝!!日本株でアメリカ株をアウトパフォームするのは至難の業だ!!

④リスク

次にリスクを比較してみます。せめてひふみプラスが、アライアンスバーンスタイン米国成長株投信Bコースよりもリスクが低ければリスク許容度が高くない投資家にもありかもしれません。

出所:楽天証券のデータを元にかわ吉作成

6か月・1年ではアライアンスバーンスタイン米国成長株投信Bコースの方がリスクが低くなっていますが、3年・5年で比較するとひふみプラスの方がリスクが小さくなります。

リスク度合いで言えば、その差はほとんどないと判断して良いと思います。同じくらいのリスク度合いであれば、リターンの良いアライアンスバーンスタイン米国成長株投信Bコースに分がありそうです。

リスクは、引き分け。ただそうなると圧倒的なパフォーマンスを発揮しているアライアンスバーンスタイン米国成長株投信Bコースの方が投資妙味があるかも。。。

⑤シャープレシオ

では、リターンとリスクのバランスについてシャープレシオを使って比較してみましょう。 シャープレシオとは、投資のリスク(価格変動)の大きさに比べてどれだけリターン(収益率)を得られるか、運用効率の高さを示します。このシャープレシオの数値は高ければ高いほど運用効率が高いことを表しています。

比較した結果が以下になります。

出所:楽天証券のデータを元にかわ吉作成

これはひふみプラスの完敗です。どの期間でみてもアライアンスバーンスタイン米国成長株投信Bコースの方がシャープレシオが高くなります。

運用効率はアライアンスバーンスタイン米国成長株投信Bコースに分があります。

シャープレシオは、アライアンスバーンスタイン米国成長株投信Bコースの圧勝!ひふみプラス大減速。。。

まとめ

今回は、アライアンスバーンスタイン米国成長株投信Bコースとひふみプラスを比較してみました。

結果としては、、、

アライアンスバーンスタイン米国成長株投信Bコースがリターン・リスク・シャープレシオの3項目を制し勝利!!

ただ、ひふみプラスは純資産も多く運用管理コストも安いことが分かりました。パフォーマンスは負けていますが純資産や販売会社数はアライアンスバーンスタイン米国成長株投信Bコースに勝っています。純資産が多いことや販売会社数が多いということは、目の見えるパフォーマンス以外にこのファンドには大きな魅力があることの裏返しだと思います。

その秘密を知りたい方は是非、ひふみ投信のHPをご覧ください。そして口座開設してみてください。その魅力が何なのか分かると思います。ちなみに私もひふみ投信の口座は開設済です。

ひふみ投信についてもっと知りたい

『投信に求めるものは圧倒的なパフォーマンスだ!!』という方は、アライアンスバーンスタイン米国成長株投信についてもう少し詳しく見ていきませんか??このファンドの総集編の記事を過去に書いています。

『アライアンスバーンスタイン米国成長株投信よりももっとリターンが欲しい!!』という方は、グローバルAIファンドを検討してみるのはいかがでしょうか??値上がりと分配金どちらも狙える可能性あります。

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