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【Dコースは絶好調!!】8月のアライアンスバーンスタイン米国成長株投信C・Dコースの分配金報告

2023年8月17日

こんにちは。かわ吉です。

8月のアライアンスバーンスタイン米国成長株投信C・Dコースの分配金が発表されました。

今月の分配金は以下になります。

ちなみに先月の分配金はこちらです。

Dコースの分配金はなんと3か月連続の200円となりました!!Dホルダーのみなさま、おめでとうございます。

一方で、Cコースは引き続き無配となりました。為替のヘッジコストが大きな負担になっています。惜しい水準まで回復はしているのですが、回復までもうしばらく時間がかかるかもしれません。

では今月もアライアンスバーンスタインよりレポートが発行されましたので内容をまとめていきます。

この記事が読者の資産運用の一助になれば幸いです。

ではいきましょう。

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直近1か月の米国株式市場

The statue of Liberty, Landmarks of New York City with Manhattan skyscraper background

米国株式市場は、2023年7月末にかけては、インフレの鈍化傾向を背景に利上げサイクルの終了観測が高まったことや、好調な企業決算を好感し上昇基調で推移しました。その後は、大手格付会社による米国国債の格下げを受けて投資家のリスクオフの姿勢が強まったことなどから下落に転じました。為替市場では、日銀の金融緩和路線が継続するとの見方から円安米ドル高となりました。

その結果、2023年8月14日(計算期末の前営業日)の基準価格はCコースが9,306円、Dコースが11,640円となり、基準価格の水準や市場動向等を勘案し、第107期の収益分配金はCコースは0円、Dコースは200円となりました。

米国では、金利の高止まりにより個別の企業によっては利益が圧迫される可能性や、銀行の資本規制強化による信用収縮の影響から負債が調達できずビジネスへの投資が縮小するケースが想定されます。そうした環境下では、負債の調達が困難な環境下でもその影響を受けにくい財務体質の良い企業や、自ら創出したキャッシュフローが豊富で設備投資を拡大できる企業に投資することの重要性が高まります。

2023年7月の運用状況

7月の運用概況についてもまとめておきます。相場全体だけではなく、このファンドの細かい動きについても把握してみましょう。

■運用状況

Aコース(為替ヘッジあり)、Bコース(為替ヘッジなし)、Cコース毎月決算型(為替ヘッジあり)予想分配金提示型、Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型の基準価格は、それぞれ前月比で上昇しました。いずれのファンドも、保有銘柄の株価上昇がプラス要因となりました。Bコース(為替ヘッジなし)、Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型については、円高米ドル安がマイナス要因となりました。

また、7月はいずれのファンドもそれぞれのベンチマークを下回るパフォーマンスとなりました。

ベンチマークとの相対比較では、ヘルスケア・セクターのオーバーウエイト、エネルギー銘柄を保有していなかったこと、一般消費財・サービス・セクター内での銘柄選択などが主なマイナス要因となりました。一方、ヘルスケア・セクターやコミュニケーソン・サービス・セクター内での銘柄選択などはプラス要因となりました。

当月は、アマゾン・ドット・コム(一般消費財・サービス)、アルファベット(コミュニケーション・サービス)、エヌビディア(情報技術)などを買い増しました。一方、ユナイテッドヘルス・グループ(ヘルスケア)、VISA(金融)、バーテックス・ファーマシューティカルズ(ヘルスケア)などを一部売却しました。

Dコースの勢いに期待したいが、、、

3カ月連続で200円の分配金を記録したDコース。この調子で来月も分配金を期待したいところですね。

Cコースについては、もう少し時間がかかりそうですが、基準価格は確実に10,000円に戻りつつあるのでもう少しお待ちください。

アライアンスバーンスタイン米国成長株投信C・Dコースは、予想分配金提示型なので分配金が安定しません。基準価格が上昇基調の時は多めの分配金を狙うことができますが、今のCコースのように基準価格が10,000円を下回ると長期間、分配金が受け取れないリスクもあります。

このファンドの注意すべきポイントとその対策はコチラの記事をご覧ください。

毎月の分配金の安定を取るなら、予想分配金提示型ではなく毎月分配型のファンドをポートフォリオに組み入れるのもありです。ただ、ファンド選びに失敗すると投資元本をただ切り崩すだけのたこ足分配ファンドを掴んでしまうリスクがありますから注意が必要です。

現状で、『分配金が安定&長期保有できる』ファンドといえるのは、『インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>毎月決算型』だと考えています。

このファンドの詳細は以下の記事で解説しておりますので興味ある方はご覧ください。

もちろん強みがあれば弱みもあります。

基本は分散投資です。いくら優秀なファンドでもあらゆる局面で強いものはありません。1つの商品を過信しすぎると想定外の損失を被るリスクも高まります。

しっかり優良な商品を選別し分散投資して堅実に資産形成をしていきましょう!!

以上、お役に立てれば嬉しいです。



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